スピカのこのわざを初めて夫からみせられた時は、わが目を疑った。
11歳になる今日まで、「お座り」も「お手」も、一度たりともしたことがなかったからだ。
わが家が龍宮館に変わってから、猫たちにも明らかな(肯定的)変化が起きつつある。
庭の方でドンドン音がしているのは、龍宮館第二期工事でサンルームを組み立てているところ。
時計まわりだって、もちろんできる。
もはや何も言うことあたわず。
ちなみに撮影場所は龍宮館のリビングA(東)。
マナとスピカは、そばが大好物である。
リビングで昼寝をしていても、キッチンで麺をゆで始めると、いつの間にかそばにやってきて、じっとゆであがるのを待っている。
ところが、マヤはそばにまったく興味を示さない。
撮影場所は、龍宮館リビングC(西)。
ところで、これらのスピカの大わざシリーズは、信じがたいことにいずれも1、2回練修しただけという。
心を開いて同じ「いきもの」同士として向き合えば、猫は時に魔法のような世界をみせてくれる、ことがある(猫は実に気まぐれです)。
ヒーリング・アーツの基礎原理である凝集とレット・オフを練修するスピカと夫。
ふわっと緩み開くオフの作用が、スピカの肉球からはっきり伝わってくるそうだ。