2011.10.14
秋のお彼岸のころ、ふだんよく通る川べりに、真っ赤な彼岸花[ヒガンバナ]の群生が咲き誇る。
この季節ならではの、ちょっとしたみものだ。
去年まではただ遠くから眺めるだけだったが、今年は、帰神撮影に挑戦した。
雑草をかき分けながら川べりの道を歩いていき、すぐそばまで寄ってよくよく観察してみると、何とも妖艶で、奇っ怪ともいえるような、すごい花だ。
遠くから、赤い絨毯のごとくの群生を眺めるのも楽しいが、こうして近くで観ると、より一層彼岸花の造形美を味わえる。
英名の「Red Spider Lily」というのも、この花の姿をよく反映していると思う。たくさんの雄しべが、蜘蛛の足のように外側に張り出している。
撮影者の目を釘付けにする、挑発的な色・形だ。
夫と2人で撮影したこの日の作品群は、ほかにもたくさんある。後日ヒーリング・フォトグラフのスライドショーで公開する予定だ。
2011.09.22 撮影
In the days of the autumn equinoctioal week, the gregariousness of the cluster amaryllis outblooms.
I am fascinated by these flowers that are beautifully, mysterious, artistic form.
Photographed on 22th September 2011