Healing Discourse

龍宮道メモ 第二十八回 連続自由組手3

2024.02.20

 両足が形作る図形である支撑しとう底面(指示基底面)の中心と、術者の重心(身体の物理的中心)とを結んだ線が、床に対し垂直になるようアジャスト(調整)すれば、骨盤腔内の球状緊張が自ずから生じる。
 その関係を保ちつつ態勢を低くすることで、全身の内的流れが最大限に活性化するのだが、それは今述べている新しい仙骨の使い方と表裏一体の関係をなしている。
 仙骨を動きの中枢として使うといっても、仙骨(骨)そのものを中心にするわけではない。仙骨からさらに意識を奥へ進めた、「仙骨内面によって骨盤腔内に引き絞るように発生する球状緊張」について、私は語っている。

動画86 『脚下照顧と自由組手9』 撮影:2023.10.08 於:天行院

フルハイビジョン画質 06分18秒

2024.02.21

動画87 『自由組手10』 撮影:2023.10.08 於:天行院

フルハイビジョン画質 02分33秒

2024.02.22

動画88 『自由組手11』 撮影:2023.10.08 於:天行院

フルハイビジョン画質 04分05秒

2024.02.23

動画89 『自由組手12』 撮影:2023.10.09 於:天行院

フルハイビジョン画質 04分37秒

<第二十九回へ続く>