コクテンフグ

 サンゴ礁の人気者、コクテンフグ。小型のフグの仲間。

踏み壊されたサンゴ

 人によるサンゴ破壊の跡。5〜6年前から慶良間諸島を訪れる観光客が急に増え、それに伴って「観光公害」(ツーリストによるゴミの投棄や自然破壊、住環境の侵害)が一気に問題化し始めたという。
5〜6年前といえば、私がトラベローグ『ケラマ・グレイス』(2015)を発表し、「こんな素晴らしい場所で、こんな素晴らしい体験ができますよ」と人々を誘った頃と合致する。それをきっかけに慶良間(阿嘉島)を目指した人は少ないとは思うが、自分が知らず知らずのうちに環境破壊に手を貸していたのかもしれないという考えは、決して楽しいものではない。

ヒブダイ

 ヒブダイ(?) ブダイやベラの仲間はオスとメス、あるいは幼魚と成魚で、模様や色がまったく違っていたりする(長い間別種とみなされていたケースも少なくない)。色彩変異もバラエティに富んでおり、写真のみから正確に種類を同定するのは難しい。

テングハギの群れ

 テングハギの群れ。

アオヤガラ

 アオヤガラ。長く突き出した吻で小動物を吸引・捕食する。

タカセガイ

 沖縄でタカセガイと呼ばれるサラサバテイ。写真中央の円錐の巻き貝。

 チョウチョウウオ4種。左から、チョウチョウウオ、フエヤッコダイ、ミスジチョウチョウウオ、ゴマチョウチョウウオ。

ムラサメモンガラ

 カワハギの仲間、ムラサメモンガラ。英名ピカソ・フィッシュ。

帰神スライドショー9

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 かくして我は綺想す。「此処ここ」こそ、龍宮なのではあるまいか、・・・と。
 そして思う。自然とは、神々の綺想にほかならずや、・・・と。

<2022.01.10>