イルカの声がいっぱい聴こえると、妻はいたくご機嫌だ。妻によれば身体内の、どこかわからないところから聴こえてくるという。
女性らしい感性で、ドルフィン・スイムのコツを自然につかみ、水中でイルカとダンスするみたいに戯れるシーンが、幾度も起こるようになった。
妻いわく、「イルカの方からこちらへ近づいてくるのを受け身で待ち、相手がアイコンタクトを取ってきたら、あとは常に目を合わせ続けることだけを心がける。するとイルカが導いてくれて、自然に潜ったり、回ったり、イルカとのダンスが起こる」と。
これ以上述べることは何もない。
スライドショーをご覧あれ。
ちなみに、ピンクの上着に水玉模様のズボンという派手ないでたちのシュノーケラーが、妻だ。イルカは派手なデザイン、色を好むとどこかで聴き、真新しいラッシュガードで今回の利島巡礼に臨んだ。