文:高木一行
音楽:高木美佳
2014.09.10にインターネットを通じて発表した草稿(高木一行)及び音楽(高木美佳)である。
2023.12.08 高木一行・記
私の裁判を最初からずっとご支援くださっている山本奈生先生(佛教大学特別専任講師)のお宅に、待望の長女誕生! とのめでたい知らせが、友人経由で妻の元に届いた(私と友人たちとが会ったり連絡を取り合ったりすることは、なぜか検察・裁判所によってずっと禁止されている)。
先日行なわれた第6回公判&国家ヒーリング・イベント(大阪)の、少し前のことだ。
龍宮館で妻の美佳とハイティーを楽しんでいた際、ふと新しいアイディアが閃いた。
輝かしい未来を生きるすべての子供たちへ贈る、祝福の歌。
生命の讃歌。
あらゆる存在を生み成す、宇宙の大いなる力・・・女神・・・を讃え、そのご加護が常に我が子のもとにあらんことを、と願い求める、子を守る歌。
人類の集合的無意識層へと静かにささやきかける、美しき世界実現への祈り。
・・・そんな作品を創り、誕生祝いとして、山本先生のお子さんに贈ってはどうだろう・・・と。
美佳もそのアイディアを喜び、裁判がらみのあれやこれやで何かと忙しい中、何日も深夜遅くまでアトリエにこもり、・・・そして、ついに、新曲、『いのちの子守歌』が完成した!
ヒーリング・ネットワークのウェブサイト中にも記したことなので、すでにご存知の方もいらっしゃると思うが、私たち夫婦は「子供を持たない人生」を、意識的に選択した。
子供を持たないという私たちの選択は、あくまでも個人的なものであって、いかなる人に対しても、いかなることをも、示唆したり、勧めたりするようなものではない。
そのような、人生の根源的な選択に対し、人は常に、自らの意思に基づく主体性と自発性をもって、真っ正面から向かい合うべきだ。他人の意見などに左右されてはならない。
私たちは、子供が嫌いだから、子供に関心がないから、子供を持つまいと決めたわけじゃない。
「自分の」子供のみに限定することなく、すべての子供に対して責任を負う。そのような生き方を、私たちは選んだ。
ただ、それだけのことだ。
いのちの輝きに満たされた、清々しい、美しい世界を生きる歓び。
それが現実のものとなる日が訪れることを、私たち夫婦は切実に願っている。すべての子供たちのために。
その世界は、確かに存在する!
その、美しい世界を生きる者たちが味わう、歓喜と感謝に満たされた感覚、意識を、時間と空間を超え、今・ここ、へと祈り招き、 生命の讃歌として結晶化させる・・・。
美佳が取り組んだのは、そのような試みであり、彼女の祈りと努力は、素晴らしい作品となって結実した。
生命をつなぐこと。
生命を拡げること。
生命を讃えること。
生命に歓喜し、感謝すること。
そのような、生命への鑽仰と祈りが込められた本作を、「すべての子供たち」の代表として、山本恭子さん(2014年7月24日生まれ)に、うやうやしく捧げる。
君(たち)の人生が、美しく光り輝くものとなりますように。
女神のご加護とお導きが、常に汝と共にあらんことを。
君の声を聴いたら 心躍り出す
君の笑顔を観てたら 愛が溢れ出す
君が歩く道のり 光り輝いてる
君が生きる世界は かぐわしい花の香り
君の願いが叶う 夢の世界創ろう
君の祈りが届く はるか未来まで
君の頬にKissして 愛を分かち合う
やさしい声でささやく 君の耳元で
君が出合うすべての 命きらめいてる
君に捧げ歌うよ 永久に響く讃歌を
君の瞳に映るのは 青く澄み渡る空
歌う鳥たちの声 歓びのハーモニー
<2014.09.10>