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高木一行
振るえる生命の波紋、踊る生のエクスタシー(歓喜)。それを、花を通じて表現していく美佳独自の作品世界が、『花精』シリーズだ。
花の精霊のダンス。花とは、周知の通り植物の性器であり、花の色や形、香り(私たちを惹きつける要素)は、花が放つエクスタシー(快感)にほかならない。
それにしても、美佳の進境は著しい。
初めて「まとも」な写真を撮った『五鈷杵』から本作『花精 1』へと至るまでの、撮影年月日を追ってみるといい。
これは、もちろん潜在的な才能もあるだろうが、ヒーリング・アーツを応用し、超意識的な祈りに基づいて帰神撮影を執り行なっている成果にほかならない。
このようにヒーリング・アーツには、人の芸術性を開花させる力が、確かにある。
<2011.06.02 麦秋至>
01~02、20~22:アンスリウム
03~04:ダリア
05~08:ピンクッション
09~15:カサブランカ(ユリ)
16~19:モカラ(ラン)