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高木一行
・・・プライベートBBSの過去記録より。スライドショー1-14の『花精 1』に関する記述もある。
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昨夜は、雪片が舞い散る中、ライトアップされた夜のABD(Atomic Bomb Dome=原爆ドーム)撮影に、美佳と共に出かけた。
我ながら実に熱心である。ヒーリング・フォトの道に忠実である。
そうした熱烈な芸術への祈りに対して、神明の感応がまたしても起こり、「聖地」としての原爆ドームの姿が見事に写し撮られた。
もしかすると、原爆ドームを聖地、神殿としてとらえた写真は、これまで存在しなかったかもしれない。
廃虚、古代遺跡、聖なる寺院、かと思えば未来的建築、はたまたスペースシップ(宇宙船)・・・・。ABDの様々な位相が写し撮られ、ついには時間と空間を超え、原爆炸裂の瞬間(ピカドン)や、紅蓮の炎に赤々と照らし出される様、さらにはこの場所から立ち昇ったキノコ雲の姿までが・・・・何と諸君、立ち顕われてきたぞ!
本日と明日、スライドショー・ギャラリーにて連続発表予定。
地球規模のレット・オフの波が、20世紀半ばあたりから起こり、複雑精妙な干渉波を引き起こしながら全地球規模で展開しつつあることに、少なからぬ人々が気付き始めているようだ。が、その最初の<きざし>が広島の原爆炸裂により引き起こされたことを知っている者は、まだまだ少ない。
ABD(原爆ドーム)を聖地と私が呼ぶのは、そういう意味だ。今回の帰神撮影により、原爆ドームの聖地・聖殿としての姿が、まだまだほんの一端にすぎないが、ついに映し出された。
美佳は、さらに進境著しく、昨夜は私と共に夜遅くまでABD巡礼&シャーマニック撮影。帰宅後直ちに現像、編集。
今朝は、雪が少し降り積もってあたりの景色がすっかり変わっていたので、早朝に起き出し、まだ雪がちらほら舞う中、近所の山まで出かけて、さらにヒーリング・フォトの撮影に専念。帰宅後、例によって直ちに現像、編集。
かと思えば、コツコツ撮りためてきた花精シリーズ第2弾を、まもなく発表とのことだ。
次々に発表して頂いておりますヒーリング・フォトに感・動し続けております。
ABDのヒーリング・フォトを拝見させて頂く前には、原爆の悲惨さが先に立ち、少し緊張感を覚えました。しかし、スライドショーを拝見させて頂くと、ABDがこんなにも美しい建物だったのかと感・動してしまったり、SFの世界を垣間見せて頂いたような楽しさが込み上げてくるような気持ちにもなりました。
しかし、先生が述べておられるような、原爆が炸裂した瞬間とはこのようなものだったのだろうかというような衝撃的な写真もあり、ABDの様々な姿を感じさせて頂きました。是非ABDのヒーリング・フォトも多くの方に観て頂きたいです。悲惨さという一側面だけではない何かを感じて頂けるのではないかと思いました。
花精のヒーリング・フォトを拝見させて頂いて一番感じましたことは、できることなら小学校の理科の教材に使って頂きたいということでした。教育現場において命の教育が課題となっていると思いますが、花精のヒーリング・フォトを通して命の輝き、素晴らしさを子供たちは直感的に感じるのではないかと思いました。
また、花精のヒーリング・フォトを観終わったあとで、あらためて『花精』という題を拝見したとき、「精」という言葉の奥深さ、すごさを感じてしまいました。
原爆ドームは、悲劇的なことが起こった暗いところという印象がありましたが、スライドショーABD巡礼1・2を観させていただき、今までとまったく違う印象を受けました。
始めは緊張していましたがいつの間にか、神殿の回廊に入り込んだ感覚となり、緊張も忘れるくらいお写真と一体となっていきました。
原爆の炸裂する音や光を感じることができ、また赤い炎、キノコ雲等その場で体験しているようです。そうかと思うとドームの神聖さが心に響いてきて、スライドショーの最後は自然と体が動き出し、合掌・礼拝していました。
本日は、まる1日かけ徹底的にヒーリング・アーツを稽古しましたが、その合間合間に観の目を練修しました。帰神ヒーリング・フォトと、今までになく深く響きあうことができたように思います。
今まで観えていなかったものが立体的、流動的に、観え、豊穣な流れを裡に感じていくことができました。ABD巡礼のスライドショーでは、拝見していると、気づいたら涙が一筋流れていました。ただ単純に神聖さのみでなく、過去・現在・未来が包括的に表現されていることに、改めて驚嘆いたしました。
全身が解け、いやされ、大変貴重な体験をさせていただきました。どうもありがとうございました。
帰神フォトは畏ろしいくらい深みと輝きを増し、「見る・見られる」の関係を超えて、眼から腰腹に伝わった覚醒の光と渾然一体となって心身が感・動にうち振るえる、というのが実感です。
ABDの御写真に写し撮られた光には、尊い犠牲によってもたらされた神聖な光明を、今自分が観させていただいている事実の重みに涙が溢れ、あらためて深く頭を垂れ、合掌し、祈りを捧げました。
『花精』の花々がこれほど甘美で艶めかしく、にぎやかに高らかに生の喜びを謳い囁きかけてくださっているとは、想像していたつもりがやはり絶していました。
すべての植物を見る眼が、二度とこれまでのよそよそしいものには戻りたくても戻れないような気がしており、もちろん話は花限定のものでなどなく、ヒーリング・フォトには観る者の価値観を解体・再構築しいやしをもたらすヒーリング・アーツの精髄が濃密に織り込まれているのを全身心で受けとめさせていただきました。
このような学びの機縁に、深く深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
<2011.06.05 麦秋至[ばくしゅういたる]>