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高木一行
プライベートBBSより。
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昨夜、ヒーリング・フォトの撮影を執り行なった。
今回は、美佳が超意識状態でマリンバとオルガンを演奏する様を、同じく超意識状態で私が撮影するという試みだ。
まず、マリンバから取りかかったが、音が光となってゆらめき、踊る。美佳の手から、あたかも運命を操る女神モイラの糸のごときものが繰り出され、編まれていく。それはあるいは、女神アテネがつむぐ織物(ウェブ)なのかもしれない。
きらめく、輝く、光り流れる、転がる。音の霊(スピリット)が、何と諸君、写し撮れてしまった。名づけて、『音霊[おとだま]』。
本日アップ予定。刮目[かつもく]して待つべし。それにしても、美佳の手の「融け方」は、私のそれとは全然違う。子供のころからの絶え間なき修練とヒーリング・アーツとがクロスオーバーした成果だ。
引き続き、パイプオルガンの撮影に取りかかった。曲は、トッカータとフーガ・ニ短調。
マリンバから一転、壮大な音の神殿が、次々とヒーリング・フォトによって斬り撮られていく。生物と建築物が融合し、溶け合ったかのごとき、不可思議な光景。超未来的かと思えば、古代遺跡の趣。異形の宇宙生物がバッハを奏でる。あるいはそれは、神の手か・・・。
ああッ、音(曲)そのものの中に入ってしまった。ああッ、時間と空間が歪み、鍵盤が龍体のようにうねうねうねり始める・・・・。
『音の神殿』は、明日アップ予定。超次元へとワープせよ!
これが何度も拝見したことのある、あのマリンバなのだろうか?と自分の目を疑うほどマリンバが神秘的な輝きを放っている様子にまず驚かされました。色鮮やかな光のたまは、神秘の炎が燃えるかのように、美佳先生の手や腕は透き通るように輝いていらっしゃり、その吸い込まれるような超絶的な美しさに、「なんて美しいのだろう!」と感嘆し、みとれてしまいました。生き生きと跳ねる音の精霊の躍動感が伝わってきてたまふりが起き、自らの裡が燃え上がるように熱くなり、高揚感に包まれました。音のスピリットを実際に目にすることができる奇跡に驚嘆し、その美しさに魅了され、感動するばかりで、本当にありがたく思います。
音霊のスライドショーを観させていただきましたが、画面から音が溢れ出てくるのではないかというほどのダイナミックな動きにも驚きましたが、マリンバそのものが画面の奥へと連なる階段に観えてしまい、その階段を思わず登ってしまいそうになるほどの奥行きを感じてしまいました。
また、美佳先生の神速の手さばきを観ていると、自分の身体も激しく揺さぶられ、解体されていきました。そして撥の先にいたっては、ルビーかサファイアに見間違う程、一つ一つが宝石に見えたり、あるときは宇宙的な原色のガスにも観え、あまりの美しさに茫然と観惚れてしまいました。本当にすごかったです。
<2011.06.13 腐草為蛍[ふそうほたるとなる]>