01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
高木美佳
遊びが大好きなマヤは、猫じゃらしを振ると、何度でも飽きることなく飛びかかってくる。
フイとどこかへ行ったと思ったら、少し離れたところに身を隠し(たつもりになり)、体勢を低くしてこちらのスキを窺っている。
一瞬前のことはすべて忘れ、今、この瞬間に、全力で挑む。その感・動(感じるがままに動くこと)は幼いだけにピュアでありエッセンシャルであり、それがこちらにもダイレクトに伝わってきて、楽しさと元気が全身にあふれてくる。
夫が猫じゃらしを振ると、おもちゃに生命がこもり、マヤの真剣味もより一層増す。
ぱっと開いたてのひらがかわいい。
だんだん興奮してくると、しっぽがふわりと大きく開き、まるでアライグマみたいだ。
撮影しながら、思わず声をあげてマヤを応援してしまった。
<2011.11.26 虹蔵不見(にじかくれてみえず)>