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高木一行
また猫じゃらしか、とおっしゃるなかれ。
同じテーマでじっと撮り続けていってこそ、少しずつ観えてくるものがある。
同じテーマで撮っていきながら、どれだけ新鮮であり続けることができるか、様々に創意工夫を凝らし続けていくことができるか。これは、自分自身への挑戦でもある。
もう、猫じゃらしと遊んでいるのではない。
人と、遊んでいる。
猫じゃらしに飛びつきながら、ちらっと人の顔をみたりもする。
一生懸命さ、一途さに、いささかの曇りもなし。
トータルなり。全面的なり。
それが、私たちのいう<ヒーリング>の本質だ。
<2011.11.30 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)>