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高木美佳
わが家に来て10日目のマヤ。
たった10日とは思えないほどの傍若無人ぶりと、今あらためて作品を観てしみじみ思った。
夫とマヤによる、立体彫刻的な超越書道作品。観の目を使えば、3Dカリグラフィーとして、マヤの姿が浮かび上がってくる。
現在マヤは生後4ヶ月を少し越したところだが、今やすっかり「猫」になって、先住猫のマナ・スピカともすっかりなじみ、まるでずっと昔からこの家で暮らしている古株猫みたいに堂々と振る舞っている。
4ヶ月前には、まだマヤはこの世に生まれていなかった。もう数ヶ月さかのぼると、この世に存在すらしていなかった。
そのことが、私には不思議でならない。
<2012.01.06>