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高木美佳
最近花屋でみかけるアジサイは、これまで観たこともないような、個性的な姿形をしている。原種のアジサイからさまざまに品種改良されているらしい。
いくつかのアジサイを育ててみてわかったが、アジサイはとても丈夫で病害虫にも強く、ある程度放っておいてもよく育つ、優秀な花なのだ。
作品01は、「グリーンシャドウ」。咲きはじめはグリーンで、徐々に赤色に染まっていく。
作品02、06は「ダンスパーティー」。昨年、近所のスーパーで開花した鉢を買い求めて帰神撮影し、『花精 14』で発表したものだ。それを植え替えておいたら、冬越しして今年はさらにたくさんの花を咲かせた。夫の作品『朝の庭 02(作品22)』にも登場している。
作品03は、咲きはじめの「アナベル」。たくさんついたライムグリーンの小花が少しずつ大きくなり、作品04のようにアジサイの形を成してくる。満開になると作品05、15のように花びらが白く変化し、直径20センチくらいの鞠状になる。
作品07〜13は、家のそばの道路沿いに植わっているアジサイたち。このバス通りはイチョウ並木になっていて、木の根元にアジサイが植えつけてある。とある園芸好きの主婦の提案で、住民が協力して植えたものだという。毎年梅雨になると、道路はアジサイで鮮やかに彩られる。
作品14はカシワバアジサイ。近所の家の庭に植わっていた。
<2012.06.18>