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高木美佳
夫とともに訪れた真夏のABD(原爆ドーム)は、青い空と白い雲の冴えたコントラストに彩られ、何かいつもとは違う雰囲気を醸し出していた。みあげると、普段より空がずっと高い。
アブラゼミやニイニイゼミが暑い空気をさらに熱するかのように、ジージージリジリ鳴き騒いでいる。そのうちの1匹を、夫が「忍び寄り」の術(北米インディアンに伝わる歩法とのこと)を使い、至近距離まで近づいて接写した(作品13・ゲスト作品)。作品14は、蝉の抜け殻。
蔦の葉を食べて斬新な模様を創っている(作品11)のは、作品10のバッタたちだ。
<2012.08.11>