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高木一行
  龍宮館第1期工事完了を祝い寿ぐため、妻と共に近所の「聖地」原爆ドームへ帰神撮影巡礼に出かけた。
       ドーム周辺をぐるりと巡り、礼を通しつつ、身体が自然に舞い(動き)、構え、斬り撮っていくがままに任せる、という趣向。
 影がすでに長い。
	     午後遅い太陽が、あの日の光と、期せずして重なる。
	     時空を超え、原爆炸裂の瞬間を生で目撃するかのごとき衝撃。
	     1945年8月6日にここから発せられた光は、今ごろいくつかの近傍星系から見えるようになっているかもしれない。
そして、ABD(原爆ドーム)は、世界樹と絡まり合う聖なる時空の門と化した。
<2012.10.23 霜降>