2012.05.10
自宅を龍宮館へとリフォームするため、ただ今、「大処分」作業の真っ最中だ。
夫が昔作っていたフィッシュ・レプリカの見本が出てきたので、捨てる前に天行院前で記念撮影した。
大きいほうがナポレオン・フィッシュ(メガネモチノウオ)の壁掛けで長さ110センチある。シーサーの頭に乗っているのはキリンミノ(ミノカサゴの仲間)。
ちなみにフィッシュ・レプリカとは、「本物の魚から型取りして樹脂で成形し、本物そっくりに彩色した南島感覚のインテリア」で、夫が西表島にロングステイしていた際に発案したものだという。
試しに作ったプロトタイプが西表島の土産物店で非常な評判をとり、ついには東京や大阪の高島屋、三越など一流百貨店のギャラリーで個展を開催するまでになった。大手画材店社長が一目で気に入り、夫の作品をコレクションして社長室にズラリと飾っていたそうだ。
ハンマーヘッド・シャーク幼体(小笠原父島産)、ミナミハコフグ(沖縄産)、ツバメウオ、超特大ニセゴイシウツボ、マダラトビエイ、タテジマキンチャクダイなど、100種類以上のフィッシュ・レプリカ・シリーズがあったという。
その後、ヒーリング・アーツの研究に本格的に集中するため、夫はフィッシュ・レプリカの制作・販売を惜しげもなく放棄してしまった。
2012.05.10 天行院にて撮影 カメラ:ペンタックス K-5
Fish replicas made by my husband.
2012.05.10 Photographed at Ten-Kou-In, Camera : PENTAX K-5