オリジナルのヒーリング楽曲CDのご紹介です。
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高木一行
単調なリズムが延々と繰り返される現代のポピュラー・ミュージックに慣れた耳には、高木美佳が産み出す楽曲すべてが、全く耳慣れない不思議なものと感じられるだろう。他に似た音楽を、これまで聴いたことがないと思う人も少なくないのではないか。
世界中にかくも多種多様の音楽が満ち溢れている現代社会にあって、これ(誰も聴いたことがないということ)は、実に画期的であり、奇跡的なことといえる。
それほどに新しく、ユニークだ。しかも、1つ1つのCDごとに、音の世界観がまったく異なっている。そういうアルバムを、妻はすでにいくつも完成させてきている。
これらの曲の凄さ、妙味がわかる人は、相当繊細で立体的な芸術的感性の持ち主であるに違いない。
超未来的建築様式に基づき緻密に組み立てられていくかの如き計算性と、生命的なオーガニック感の融合が、彼女の全楽曲の通奏底流となっている。
生きて生成流動する超時空建築。無機と有機のダンス。
ここ最近の作品は特に、意識を少なくとも3つに分けて自由に操作することができねば、深く味わうことは不可能だろう。ある一定レベルの<聴覚=触覚>訓練を、ヒーリング楽曲はリスナーに対して要求する。非常に革新的であるがゆえの、挑戦性といえる。
ヒーリング・アーツを修していく過程で、ヒーリング楽曲の聴こえ方、感動の仕方が劇的に変わってくる。繊細な生命力の機微を自由に捉え得るようになるに従い、音楽に感動するとはいかなることか、如実に体感できるようになっていく。
そういう、芸術的感性が成長開花していくプロセスを円滑化し、活性化させる未知の作用も、これら諸々のヒーリング楽曲には秘められている。
<2010.03.29>