Healing Discourse
ヒーリング・リフレクション3 第二十七回 銚子川巡礼
◎三重県の銚子川へ、巡礼に行ってきた。
巡礼の詳細は、例によってヒーリング・トラベローグとして順次、報告・公開してゆくが、「日本最後の清流」とか「奇跡の川」と称される銚子川とは一体どのような場所なのか、帰神撮影してきたフォトの何舞かを、先行してお目にかけよう。
巡礼中、まさに「奇跡」と言うしかないような場面とも出会ったが、トラベローグで詳しくご紹介するから、楽しみにお待ちいただきたい。
そこかしこが虹色に美しくきらめく水面。銚子川には生活排水が流れ込まないので、川の水を飲むことができる。味わいも口当たりもマイルドで、体にすっと染み込むような優しい水だ。クリックすると拡大(以下同様)。
その中に身を浸すと、ご覧の通りの息を呑むような世界が広がっている。この日、三重県は全国で最高の気温を記録したそうだが、川の水は非常に冷たく、同行者らと共に水行(すいぎょう)を存分に楽しんだ。
岩陰に身を隠すシャイな手長エビ。
軽やかに踊るように泳ぐ鮎たち。自然環境で暮らす鮎の姿を、今回初めて観た。丸みを帯びた優しげなイメージの養殖ものとはまったく違う、スレンダーな体型と精悍な顔つきにご注目あれ。
◎巡礼成功を祝って、神々からの恩寵が溢れこぼれんばかりに降り注がれる!
伊勢エビの造り。
アワビの刺し身。
伊勢志摩地方の名物、アワビステーキ。シンプルだが奥深い味わい。
サザエの刺し身。
脱皮したばかりの、ソフトシェル伊勢エビのバター焼き。殻ごと食べられる。
帰途に立ち寄った名古屋で、ソフトシェルクラブのプーパッポン・カリー(タイ料理)をいただいた。人間も、脱皮(古い囚われの殻を破って成長すること)が大切である。
<2023.07.26 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)>
付記:ヒーリング・トラベローグ『奇跡の清流 〜銚子川巡礼:2023〜』