Healing Discourse

龍宮道メモ 第五回 脚下照顧

2023.05.31

 私がかつて学んだ大東流合気柔術には、「自分の足元(支撑底面しとうていめん)に相手を投げ落とす」という教えがある。

動画14 『脚下照顧』 撮影:2023.03.18 於:天行院

フルハイビジョン画質 06分00秒

2023.06.05

 脚は、膝から上が虚、膝から下を実に意識し・使う。これは単なる観念論とかイメージではなく、組み合っている相手にも具体的な作用としてハッキリ伝わってくるものだ。
 上記のような虚実配分にした脚(腿)を蹴ると、蹴った方も蹴られた側も、普通の脚を蹴るのとはまったく異なる感触を覚えるから面白い。

動画15 『脚の虚実』 撮影:2023.03.18 於:天行院

フルハイビジョン画質 03分24秒

2023.06.09

 参考用に稽古風景の一部を。
 私がリードするヒーリングの場では、こんな風に自生自化(自ずから生じ、自ずから変化してゆく)にて、その場に居合わせた者たちの顕在的・潜在的な求めに応じ、対機説法的に次々と<道>が説かれてゆく。

動画16 『稽古風景』 撮影:2023.03.18 於:天行院

フルハイビジョン画質 03分20秒

<第六回へ続く>