2023.06.13
ヒーリング・ストレッチは、ヒーリング・アーツ中の独立した修法群の一つだが、龍宮道とも密接な関係があり、両者は互いにクロスオーバーすることで互いに補い合い・高め合う関係になっている。これは、ヒーリング・アーツのすべての修法に言えることだ。
コバというのは、元々大東流合気柔術の用語だが、具体的に身体のどこを指すのか、現時点では不明である。我々が(仮に)「コバ」と呼んでいるのは、手の親指と人さし指の間にある大きな水かき部分(親指を含む)だが、「大東流のコバはまったく違う部位を元来意味していた」ということが近い将来判明するかもしれない。なお、コバについてより詳しくは、ヒーリング・ムービー其之十五をご参照いただきたい。
フルハイビジョン画質 03分56秒
2023.06.23
フルハイビジョン画質 04分03秒
コバのストレッチに「本末転倒を転倒すること」を適用すれば、単なるストレッチがたちまちヒーリング・ストレッチへと変容する。ヒーリング・アーツにおける<ヒーリング>が、調和・深く全面的ないやし・神聖さ、などを意味することは改めて述べるまでもあるまい。
修行者の中には、身体が元々硬い者もいれば柔らかい者もいるわけだが、ヒーリング・ストレッチは関節の柔軟さを競うようなものではなく、硬い者は硬いなりに、柔らかい者は柔らかいなりに、「和らぎ」のヒーリング・エクスタシーにどっぷり浸ることができる。
龍宮道、ヒーリング・アーツは、強さや巧みさなどを競い合う競争原理ではなく、女神的な協調原理に基づく<道>だ。
2023.06.26
防具をつけてもらって当身を説こうと思ったが、防具の役割をまったく果たさないことが判明した、という場面。
フルハイビジョン画質 01分49秒
2023.06.28
フルハイビジョン画質 04分27秒
動画20の03:04あたりにて、前からかかってくるのと同時にもう一人が後ろから私の後頭部めがけ手刀を振り下ろしてくる。その際、わざと当たらないように違うところを打っているようにもみえ、私が少し先んじて移動している(私自身はまったく知らない)ようにもみえる。実際のところはどうなのか、チーム・コミュニケーション・ツールにて問いかけた答えは以下の通り。
●私の手刀に関する動画の部分を観させていただきました。いつでもかかって良いということでしたので、先生が道上さんを捌かれている時に、先生の後頭部に向かって手刀を振り下ろそうとしました。その瞬間、先生がスッと前に進まれましたので、躱されたと思いました。
動画の画面を大きくして、再生速度を一番落とした状態で確認しましたが、私が振り下ろした手刀に対して、先生が少し身体を低くされながら前に進まれていますので、躱されたと感じた私の体感と一致すると思います。
先生は私の姿や動きが視界に入ったり、気配などを感じられたので、私の手刀を躱されたのだと思っていたのですが、まったく知らなかったということを聴かせていただき、大変驚いております。(渡邊義文)
<第七回へ続く>