2023.10.13
螺旋身については、『ヒーリング・ムービー』其之八で動画を添えやや詳しく述べた。
全身のすべての骨にまとわりつくように螺旋状の軌道(ルート)が存在し、それは特に上腕骨(肩と肘の間)と大腿骨(腿つけ根と膝の間)において顕著だ。
フルハイビジョン画質 04分03秒
2023.10.16
螺旋状のルート(螺旋身)に沿って意識を流したり、他者の螺旋身をヒーリング・タッチでなぞると、面白いことに最小の力でするするっとなめらかに滑るように身体が動く。これを螺旋駆動(スパイラル・ドライヴ)と我々は呼んでいる。
螺旋身は、脇や肘、鼠蹊部、ひかがみなどのABと対応し合っていることはもちろん、腰腹同量の姿勢を造った際にも自ずから螺旋身が身体を動かす駆動原理となる。
フルハイビジョン画質 06分50秒
2023.10.18
稽古風景の一部。
ここでは、「裡に入る」ということについて説かれている。「裡」とは、皮膚面に囲まれた身体内部の空間を指す。
裡に入るとは、その内面の空間に意識(存在感)が満ちている状態を言うが、要するに「心(主観)」と「体(客観)」が合致しているということだ。
フルハイビジョン画質 03分11秒
<第十四回へ続く>