妻の美佳は、花のスピリットをテーマとする一連の作品づくりに励んできた。 生命[いのち]への、献花の祈りを込めて。
私にはできない、独自の表現、独自の観方[みかた]。 写真術の醍醐味、面白さがここにある。 夫婦や恋人、友人たちとこの趣味を共有することで、これまで知らなかった、気付かなかった思いがけない一面をお互いの中に発見し、絆がさらに深まる。 ヒーリング・フォトグラフ道には、そうした「効能」もあるのだ。