Healing Discourse

ヒーリング随感5 特別編 激励・応援の言葉

◎夫の逮捕・勾留後にお送りいただいた激励のメールなどの一部を、以下に掲載させていただきます(個人情報は省略してあります)。

高木美佳

 初めてメール致します。
 理由あって、氏名を伏せさせて下さい。
 留置施設で高木一行氏と知り合ったものです。
 高木氏には、常に優しく親切に接していただきました。
 詳しい説明はありませんでしたが、絶食により、17日間で約10kg減量(留置係官により測定)したとのことですが、鍛えられた肉体は、健康そのものでした。
 高木氏からは、自身のWEBサイトのメールで”妻に元気であることを是非とも伝えて欲しい。”との伝言を授かりました。
 二日間のみのご縁でしたが、不思議な安心感を感じる方でした。
 私は釈放が決まった後、留置室に戻らないまま、御礼も云えず、身元引受人の妻と帰宅しました。
 事情の詳細は、存じ上げませんが、せめて約束通りメールさせていただきたく存じます。
 ご主人との再会を祈願しております。

 ◎上記に対する礼状をお送りしたところ、ただちに以下のメールが届きました。

 高木美佳 様

 わざわざのメール、深謝申し上げます。
 釈放後、ヒーリング・ネットワークを興味深く拝見させていただきました。
 本音を言うと見識のない内容なので、かなり難解な印象を抱きましたが、高木一行様のカリスマ的な存在感は、同室で過ごした際の優しさや包容力で肯けました。
 常に優しく親切に接していただいたことで、武闘家として本当に強い方なのだということをあらためて痛感致しました。
 仰る通り、不思議な縁ではございますが、不安で怯えていた小生を随分勇気づけていただいたこと、心より感謝しております。
 現在の状況に至る詳しい事情は、まったく存じ上げませんが、一日でも早く、愛する奥様との再会を果たされることを祈願しております。
 ご心労を察します故、返信はどうかお気遣いなく、お願い申し上げます。
 引き続きヒーリング・ネットワークで、陰ながら高木一行様の動向を見守っていく所存でございます。

◎いかなる状況にあってもヒーリング・アーティストとしての誇りを決して失わず、いやしの波紋を発し続ける夫は本当に凄いと思います。
 次にご紹介するメールを送ってくださったSさんは、以前1度だけ夫よりヒーリング・アーツの伝授を受けたことのある人です。

<Sさんからのメール>

 最近、HPも表示されなくなっていたので活動停止されたのかと思っていたのですが。まさかの事態に驚愕いたしました。

 高木先生には是非とも生き延びていただきたい。

 ちょうど一年前、私の父は自宅を離れ、入院し、二度と帰ることはありませんでした。
 最後の日、苦しい息の下で父は必死に唇を動かし、何かを訴えていました。
 何とか言葉を聞き取ろうと母は耳を近づけました。
「何だって?」
「『イタイ』って・・・」
 それが父の最期の言葉となりました。

 私がはるばる広島まで伺ったのは、痛みと苦しみを消し去る方法を学ぶためであります。
 病魔を打ち滅ぼす方法を知るためであります。
 絶望を殺すためであります。
 苦しみと悲しみを消し去り、喜びに至る道を歩むためであります。
 かけがえのない命を未来につなぐためであります。

 私はその方法をまだ何ひとつ、何ひとつとして会得してはおりません。

 既に充分生きたと先生は仰っておられますが、それは間違いです。
 その証拠は心臓が鼓動を刻み続けているからです。
「生きるぞ!生きるぞ!」と叫び続けているからです。
「全てやりつくした」と全身全霊で感得したならば、その瞬間に鼓動は止まるはずです。

「使命があるから運命が造られる」
 とはあるマンガのセリフです。

 先生にも私にも、まだ果たされぬ、この世の使命があるはずです。
 どうか心の深奥におわす菩薩の言葉に耳を傾けていただきたい。

 再会の日を楽しみにしております。

◎以下は、Yさんが警察や検察に送ってくださった嘆願書です。Yさんは以前、脳溢血で倒れ、半身麻痺となられたのですが、夫の指導のもとで奇跡的な快復を遂げられた方です。
ヒーリング・エッセイ 第11回 明と暗』に、Yさんのヒーリング記録があります。

<Yさんが大阪府警・大阪水上警察に送ってくださった嘆願書>

 嘆願書

平成25年11月03日

 大阪府警本部の高木一行先生に対する不当拘留解除のお願い

 私は埼玉県在住のY(65歳)と申します。以前高木先生に助けていただいたものです。5年前、高血圧により脳溢血を起こし半身不随のまま病院に運ばれ、命を落とし兼ねない危機的状態でした。
 息子は長年高木先生の元でご指導を受けて参りました。私が倒れた際には、高木先生の的確なご指示にそった息子の看病により、ほぼ回復までにいたりました。先生は私にとって命の恩人ともいえる方です。
 先生が逮捕されたと伺いました。先生はいやしのために人生を捧げておられるお方です。そのような先生に対して警察が不当に長い拘留や人権無視の尋問を行っておられるというお話を聞き及び心が痛んでおります。また留置所内で断食されているとのこと。命の恩人であり、人のため世のために尽くされている高木先生をお助けしたく、市民を守る正義の組織である警察の真心ある対応をお願い致します。
 何卒保釈していただきますようお願い致します。

<Mさんからのメール>

 今回の高木一行先生の逮捕・拘留の件を「ヒーリング・ネットワーク」ホーム・ページで知り、私自身いてもたってもいられない気持ちであります。
 先日、ある催しに出かけましたが、そこが大阪府警本部の向かいの建物であり、思わず身じろいでしまいました。
 府警ビルの中の高木先生に向かって深く一礼をいたしました。
 私は今から10年以上も前になりますが、ITIの末席に参加させていただいていた者です。
 生活の都合上、参加できなくなり、正式に退会させていただきましたが、それ以後も高木先生から教わったことの断片を頼りに手探りで探求してまいりました。
 ITI時代、広島で開催されたセッションが未だに忘れられません。
 セッションの最中に私はトイレに行きたくなり、高木先生に「トイレにいかせていただいてもよろしいでしょうか?」とお聞きしました。
 高木先生はゆっくりと、優しく「トイレに行ってもいいよ」と返事してくださいました。
 これが私にとって高木先生との初めての会話?(笑)ですが、私を丸ごと受け取って、返していただいたような感じがし、今でも大切にしております。
 生まれて初めて、丸ごと扱っていただいた・・・年月が経つにつれて、その言葉の大きさ、大切さがわかるようになってきています。
 いつの日か、大きく成長した自分と共に、高木先生にお礼を言いに行くことを夢に想っておりました。
 未だに、中途半端で、まだお会いできるものではありませんが、今回のことを知り、恥ずかしながら再び、末席に加わる決意をいたしました。
【一人一人の声を結集すれば・・・】その「一人」に加えていただければ、これほどうれしいことはありません。

 高木先生の拘留の件とヒーリング・ネットワークのホームページを私個人の責任と覚悟において私の周りの人達に広く知ってもらうことも始めようと想っております。
 長々とした乱文になってしまいましたが、私の想いを、この場をお借りして語らせていただきました。