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高木一行
『煙精03』は、『ヒーリング随感4』第17回とのクロスオーバー作として帰神撮影したものだが、それ以来、乳香の煙が描き出す神秘造形に魅せられ続けている。
先日も、午後の太陽が玄関内をちょうどいい加減に照らし出しているのをみてとるや、直ちに乳香を下駄箱上で焚き、鎮魂法で煙に超意識を込め、帰神撮影していった。
またしても、・・・出るわ、出るわ。
例によって、エアブラシ等による加工は一切加えてない。
乳香の煙は、空間内がかくも複雑に流動・循環し続けていることを映し出すマトリクス(素地)だ。
様々な生物のパーツの設計図みたいな波紋が、渾然一体となって絡まり合い、溶け合う、生命の木・・・の盆栽。
空[くう]の波紋と遊び戯れるうち、カメラ(Nikon D3S)はついに、シルフ(空気の精霊)のごとき姿までを写し撮り始めた(作品05)!
<2012.05.13 蚯蚓出>
関連記事が『ヒーリング随感4』第17回にあります。