Healing Discourse

ヒーリング随感3 第16回 青竹踏み・あれこやこれや

 プライベートBBSの最近の投稿から引用。

波紋の足  投稿者:佐々木奈緒子 投稿日:2011/11/02(Wed) 19:57 No.76

 龍宮拳の「波紋の足」の教えを高木先生から直接伝授していただき、途方もなく素晴らしいマナに心底感・動し、喜びの声が迸りました。
 まず、高木先生に片足を持っていただき、青竹に足をきちんと載せていただきました。始めに床と平行に青竹に足を載せ、それから左右に足を傾けて土踏まずの場所を丁寧に探っていくと、立った際に床に足裏がつく部分(土踏まずではない部分)は、薬指と小指側の部分であり、青竹の感触をよく感じつつ、ゆっくり順々に青竹と触れ合わせていくように足を傾けていくことで、土踏まずが普段床に足がついていない場所であることが体感的に感じられてきました。内側に足を傾けていき、さらに傾けて土踏まずと足の内側(母指側)の境目を感じていくと、土踏まずの面積が驚くほど広く感じられ、これまで足裏の部分だけを土踏まずと仮想していたことが理会されてきて、それだけでももの凄い開放感に満たされていきました。
 そうして、土踏まずの中央から前後に何度もゆっくりと足を傾けて、前後のバランスを取っていくと、土踏まずが前後に別れ、伸ばされて溶け始めました! 土踏まずから波紋が起こることを初めて体験させていただき、その波に全身が揺られていくのが感じられ、足から上昇してくる波によって腰がメキメキと開かれて、お腹の底から「オーッッ!!!」と叫ばずにはいられませんでした。
 また、土踏まずの後ろ半分のみが、足首とつながっていることもお教えいただくと、足と脚がつながり、流れが通ってくるのを味わいました。
 その後歩いてみると、土踏まずにゆらめく波紋がありありと感じられ、ひとかたまりだった土踏まずが液体になったように思い、それまで土踏まずに起こる波紋が感じられなかった自分にとって、このような波紋が感じられることが奇跡的なことではないかと感・動しました。

 高木先生に波紋の足で術をかけていただき、全身が根底からガクッと一気に揺さぶられる感覚に、津波の波紋を如実に感じ、このマナが津波と同じ原理であるということを深く納得いたしました。
 何度もマナを執り行なっていると、腰周辺のブロックがあちこち浮き上がってきて、こんなにかたくなっていたことにも驚かされているのですが、 年を取ると多くの人が腰がかたくなり、中には曲がったままになる人もいることからも、 このマナが若返りに直結するマナであることを強く感じています。
 このマナは津波によって実際に傷ついた方たち、少なからず何らかの影響を受けた日本人にとって、本当に必要なマナなのではないかと思います。
 先生にご指導いただくまでどうしてマナの効果をあまり感じられなかったのかを振り返ってみたのですが、いきなり3の原理で土踏まずのバランスを取ろうとしており、前後に足を揺らしてみて前後を意識することを行ったり来たりすることなく行なおうとしていたことが大きな原因ではないかと感じました。また、土踏まずの形も曖昧で、どこが土踏まずなのかを丁寧に探すことができていなかったことも感じました。
 高木先生に直接ご指導いただき、マナの素晴らしさに感動しきりで、このような僥倖にただただ感謝を捧げるばかりです。本当にありがとうございます。

波のゆらめき  投稿者:渡辺義文 投稿日:2011/11/03(Thu) 02:22 No.77

 奈緒子さんの投稿において「土踏まずと足内側の境目」という部分を拝見したあと、自分の足を観察してみましたがあまりよく分かりませんでした。
 どうしても探求せずにはいられなくなり、青竹に足を載せていきました。最初は床と平行になるように足を載せ、少しずつ足を傾けていきました。少しずつ土踏まずと青竹が触れ合っていきましたが、「土踏まずの境目」を探っていくと、「まだ違う、まだ違う…」と自分が感じている土踏まずの領域を徐々に越えていきました。
 すると「もうこれ以上は傾けられないのでは…」と思った時でした、グラリと身体が揺れ始めました。最初は単にバランスを崩してしまっただけなのかと思いましたが、土踏まずからその揺れが起きていることを感じたときに、土踏まずそのものに全身を揺さぶられている感覚になりました。
 動きを収めたあと、立ってみるとまだ身体の裡側がゆらゆらと揺れている感覚があり、少し船酔いをしてしまったような気分になりました。また、土踏まずにおいてもフワッと軽く浮き上がっているように感じました。
 その後、交互に足を変え何度も執り行いましたが、しだいに揺れを感じなくなりました。何故だろうと足裏を感じていくと青竹を踏みつけてしまっていることが分かりました。その点に注意しつつ、足を傾けていくと先程以上に大きく全身が揺さぶられていきました。
「波紋の足」のマナを執り行ったことで、土踏まずの領域において足裏という水平の感覚だけでなく、甲の境目(足の内側の凹みの境界線)という高さの感覚が顕れてきました。
 しかし、土踏まずの弾力性が足りないためなのか波の感覚が大雑把で荒いものに感じてしまっております。是非とも引き続き「波紋の足」のマナを執り行い、土踏まずの弾力性を向上させていきたく思っております。奈緒子さんの投稿に心より感謝申し上げます。

「波紋の足」のマナ  投稿者:斉藤実也 投稿日:2011/11/04(Fri) 01:57 No.87

「波紋の足」のマナを練修しております。
 なかなか難しく感じているのですが、土踏まずは、思っていたよりかなり広い範囲で、特に後側の方はずいぶんと無意識になっていて、鈍くなっていることに気づかされました。
 内側に傾けるとき、こんなにも傾けるのか、というくらい傾けて、初めて土踏まずが緩んで引き延ばされる感じが得られるようになってきました。脚の裡に流れは感じ、随分軽くなりましたが、声がほとばしるまで至っていないので、もっと研鑽してゆきたいと思います。

波に揺られて  投稿者:楠木昌人 投稿日:2011/11/04(Fri) 04:11 No.89

 足裏に波紋が起こらない原因がようやくわかりました。
 まず、足裏と青竹がヒーリング・タッチで触れ合えてなかったこと、そして、3の原理で別けたときに、そのとき起こっている波紋を受け容れられていなかったことでした。丁寧にやっているつもりが、かなり雑になっていたようでした。
 上記のことに留意しつつ執り行なうと、ようやく全身に、土踏まずから起こる柔らかな波紋が感じられ、波にたゆたうように、波そのものと化したように、気持ちよく禊祓われてきました。優しくて力強い、独特の波紋に身を委ね、まさに生き返ったようでした。

「波紋の足」  投稿者:増岡三四郎 投稿日:2011/11/04(Fri) 06:45 No.90

 奈緒子さんのご投稿も参考にさせていただきながら、波紋の足のマナに取り組ませていただいております。
 まず、左右に足を傾け、土踏まずと足の甲とを別けていきました。そして、前後にゆっくり揺らし、感覚を確かめた後、3の原理で別けていきました。すると、足の裏が溶け、ゆらゆらと揺れ始めました。細かい粒子の波が沸き立ち、全身に広がり、脚の付け根まで組み替えていきました。全身に気持ちのよい活力の波紋が充ち満ちました。ありがとうございました。

生命の波  投稿者:道上健太郎 投稿日:2011/11/04(Fri) 07:25 No.91

 奈緒子さんからのご報告、感・動をご投稿から感じ取りつつ波紋の足の確認を継続して行なっていますが、上からの踏むという意識から載せるという意識に切り替わると波が起こるのを感じております。
 伝達するといいますか、ひっくり返るような感じで身体の質がシフトして、全身が柔らかい波に満たされていきます。
 肩の認知の書き換えをクロスオーバーすると、頭の方で固まっているものがほどけて下と通じ、水底の柔らかな波にゆらめく海草のように、心地よい揺らぎが起こっています。子供の時に感じていたような、表面的ではない生命力のある柔らかさの質が感じられ、土踏まずの硬化によって老化が進んでいた事が理会できました。

波紋の足について  投稿者:東前公幸 投稿日:2011/11/04(Fri) 20:09 No.97

 昨日より奈緒子さんの御投稿を参考に、波紋の足のマナを執り行なっております。
 まず土踏まずを押しつけることをやめて、触れ合うようにしながら形を感じていきました。
 大きくきれこんだ土踏まずの形が現われてきて、足首の位置もかなり前に仮想していたことが明らかになってきました。
 それでも波紋といえるほどのものが感じられなかったので、仕方なく青竹をおり、土踏まずにヒーリング・タッチし揺さぶることをしてみました。なんと自分でも気付かないうちに土踏まずが固まってしまっており、それが足の流れを阻害していることが自覚されてきました。特に拇指球付近の固まりと仮想がひどく、少しづつ流れていくと親指が現われてきました。さらに土踏まずの様々な箇所をヒーリング・タッチしていると尻などに流れが感じられてきました。
 波紋というところまで感じられているか十分検証できなかったため、投稿が遅れてしまいましたが、本日の仕事中も土踏まずの形を意識していますと活力が湧いてきて、身体が熱くなるのを覚えました。現在のところこのような状況ですが、さらに執り行なっていきたいと思います。

龍宮拳  投稿者:久保朋司 投稿日:2011/11/04(Fri) 21:36 No.98

 片足ずつ、土踏まずを青竹に載せて、何度も実践してみましたが、当初、土踏まずをかなり踏みつけていることが多く、足が軽くなって波紋が起こるどころか、重くなっておりました。皆さんの投稿を参考に、ゆっくり執り行ない、再度確認してまいりましたところ、そういった問題点に気づかされました。
 青竹を踏むのではなく、載せる感覚を大事にしながら、ゆっくり片足を揺らしていくと、踏みつけて塊となっていたものがハラリとほどけ、突然、足の重さが消えたかのようでした。まだ正確にどこまでが土踏まずなのかはっきり理会できてはいませんが、これまで思っていたよりも広いのではないか、と感じております。
 明日は断食を執り行ないつつ、顕動法などとクロスオーバーしながらさらに理会を深めていきたいと思います。

 ・・・・・・・・・・

 写真はスライドショー『秋惜しまず』からの1舞(クリックすると拡大)。寒桜。

<2011.11.14 地始凍>