スライドショー3-6 <ボルネオ巡礼:2011 第6回 @マブール 其の三> 撮影:高木美佳&一行 2011.08.30~09.08

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ライナーノーツ

高木一行

ボルネオ巡礼:2011 撮影:高木美佳&一行 2011.08.30〜09.08
第6回 @マブール 其の三

 マブール周辺は豊富なプランクトンでやや濁っている。
 その分、光が海中に映りやすい。
 次から次へと、撮るべきもの、撮りたい光景が、出現する。
 シパダンも面白かったが、マブールの面白さもまた、格別だった。

 マブールの夜明け(作品01)。
 踊る光の海底神殿(作品02)。
 おしゃれなリーフスティングレイ嬢は、ウニの護衛[ガード]つき(作品18)。あのブルー・ドット全体に観の目を効かせれば、エイのひれの波紋が観えてくる。
 マブール周辺に多いコブヒトデ(作品03)。
 またしてもウミガメ。
 海底に光が踊り、海面で模様が揺らぎ、その間で様々な海の生き物たちが、生と死の緊張をはらみつつ、悠然と泳ぎ舞っている。
 マブールの夕暮れ(作品09)。

 丸々ふくれあがったマンジュウヒトデも、基本はやはり5だ。ひっくり返してみればよくわかる(作品14)。
 またウミガメとすれ違った。
 名も知らぬ、あれやこれやの魚たち。
 小さな魚も、じっと観ているととても面白い。美しい。

 妻は、今回も海中で舞を奉納した。すると青緑色をした小魚たちが大群をなしつつ泳ぎ添ってきて、妻の海中舞にきらっきらっきらっと光の反射の華を添えた(作品20)。
 イソギンチャクと一緒に波打つクマノミ(作品21)。ガイドたちよ、クマノミを指して「ニモ、ニモ」とはしゃぐのは、頼むからやめてくれ。
 珊瑚の隙間から顔をのぞかせているのは、ペットにしたくなるようなビューティ・キューティのウツボ(作品11)。これと同じ種類で、もっと小さいかわいいのを、私は高校時代に飼っていたことがある。私は、ウツボ派でもある。
 あのフグはもしかして身重なのでは? そっと驚かさないよう帰神撮影した(作品12)。

 遥かなる憧れの島、マブール。

<2011.09.25 雷乃収声(らいすなわちこえをおさむ)>

※2011年度 海の巡礼シリーズ:関連リンク
◎Healing Photograph Gallery1『エルニド巡礼記 @フィリピン』/『パラオ巡礼:2011』/『ボルネオ巡礼:2011
◎Healing Photograph Article『エルニド巡礼記・余話
◎ヒーリング・ディスコース『レインボーズ・エンド パラオ巡礼:2011』/『ヒーリング随感3』第3回第6回第8回/『ヒーリング随感4』第21回
◎ヒーリング・ダイアリー『ヒーリング・ダイアリー4