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高木一行
マブール周辺は豊富なプランクトンでやや濁っている。
その分、光が海中に映りやすい。
次から次へと、撮るべきもの、撮りたい光景が、出現する。
シパダンも面白かったが、マブールの面白さもまた、格別だった。
マブールの夜明け(作品01)。
踊る光の海底神殿(作品02)。
おしゃれなリーフスティングレイ嬢は、ウニの護衛[ガード]つき(作品18)。あのブルー・ドット全体に観の目を効かせれば、エイのひれの波紋が観えてくる。
マブール周辺に多いコブヒトデ(作品03)。
またしてもウミガメ。
海底に光が踊り、海面で模様が揺らぎ、その間で様々な海の生き物たちが、生と死の緊張をはらみつつ、悠然と泳ぎ舞っている。
マブールの夕暮れ(作品09)。
丸々ふくれあがったマンジュウヒトデも、基本はやはり5だ。ひっくり返してみればよくわかる(作品14)。
またウミガメとすれ違った。
名も知らぬ、あれやこれやの魚たち。
小さな魚も、じっと観ているととても面白い。美しい。
妻は、今回も海中で舞を奉納した。すると青緑色をした小魚たちが大群をなしつつ泳ぎ添ってきて、妻の海中舞にきらっきらっきらっと光の反射の華を添えた(作品20)。
イソギンチャクと一緒に波打つクマノミ(作品21)。ガイドたちよ、クマノミを指して「ニモ、ニモ」とはしゃぐのは、頼むからやめてくれ。
珊瑚の隙間から顔をのぞかせているのは、ペットにしたくなるようなビューティ・キューティのウツボ(作品11)。これと同じ種類で、もっと小さいかわいいのを、私は高校時代に飼っていたことがある。私は、ウツボ派でもある。
あのフグはもしかして身重なのでは? そっと驚かさないよう帰神撮影した(作品12)。
遥かなる憧れの島、マブール。
<2011.09.25 雷乃収声(らいすなわちこえをおさむ)>
※2011年度 海の巡礼シリーズ:関連リンク
◎Healing Photograph Gallery1『エルニド巡礼記 @フィリピン』/『パラオ巡礼:2011』/『ボルネオ巡礼:2011』
◎Healing Photograph Article『エルニド巡礼記・余話』
◎ヒーリング・ディスコース『レインボーズ・エンド パラオ巡礼:2011』/『ヒーリング随感3』第3回、第6回、第8回/『ヒーリング随感4』第21回
◎ヒーリング・ダイアリー『ヒーリング・ダイアリー4』