2024.01.21
脇のABについては、『龍宮道メモ』第四回(動画11)、第十五回(動画46及びその解説)で少しく述べた。
本動画では、動画46で述べたこと(立位と前屈状態とでは、脇ABの高低差はどのように変化するか)を実際に行ないながら確かめているわけだが、こういう「(一見)ちょっとしたこと」をただ漫然と読み流してわかったつもりになっているのと、時間を少し作って自分自身で確かめてみるのとでは、その後の人生そのものに大きな違いが生じる、というのが、親愛なる読者諸氏へ私が送り届けたい重要なメッセージだ。
フルハイビジョン画質 05分05秒
2023.01.24
脇ABの関係性(床からの高さ)が、直立時と前屈時とでは正反対になる。そこからさらに進み、先入観を取り払ってタッチ感覚に基づき心静かに観察を繰り返せば、そもそも脇というのは、ある固定的な形があってシーソーか天秤のように傾きだけが変化するものでは「ない」とわかる。
然り。脇というのは、常に「波打っている」のだ。
そして、どうか勘違いしないでいただきたい。「脇を波打たせよ」と私は述べているのでは「ない」。「脇には決まった形がある」といつの間にか誤って思い込んでしまった先入観(仮想)に気づき、それを超越する(あるがままの自然な姿に気づく)ことについて、私は皆さんに示唆しているだけだ。
片手の親指を脇へ、残りの指(特に中指など)を肩へ置き、その手の形を保ちながらそっと抜き出してみれば、肩と脇の間には相当な厚みがあると判明するだろう。「肩」の力を抜くべし、という教えはしばしば耳にするが、そこからさらに奥深いところにある「脇」が(固体ではなく)水のように自在に波打つのだとわかれば、自ずから肩の奥が緩んできて、胸郭がより一層和らぎ、波打つようになる。
フルハイビジョン画質 04分44秒
2024.01.27
動画73のテーマは「トリニティ(三位一体)」だ。2021年より始めたHN2(ヒーリング・ネットワーク2)のウェブサイトにおいてトリニティに言及した箇所をちょっと探してみたら、以下のようなものをみつけた。いずれも断片的な記述に留まっているのは、トリニティというわざと概念自体、例によって稽古中に突然自顕してきた新しいものであるためにほかならない。
トリニティとは要するに、「気合」である。「姿勢(中心)」である。
アルファ(最初=基本)であり、オメガ(最後=奥義)だ。
フルハイビジョン画質 06分03秒
<第二十四回へ続く>